プライミング効果で恋愛を上手に進める方法！心理を操り気になる人をその気にさせるテクニック

心理学を活用して好きな人を振り向かせる方法を知りたいなら、プライミング効果がオススメ。

「恋愛を心理学でコントロールしてみたい」「匂わせから好きになってもらう方法を知りたい」という方は、感情の移り変わりや仕組みを理解すると、面白さにハマるはずです。

心理を操りたいと思っている人のために、プライミング効果で恋愛を上手に進める方法を詳しく解説していきますので、ぜひ実践してみてください。

気になる人をその気にさせるテクニックが満載ですし、扱う時の注意点まで紹介していますので、しっかり最後まで学んで、行動に落とし込んでいきましょう。

自分が仕掛けたテクニックでデートに繋がったり、告白にたどり着いたりすれば、幸せと共に達成感を抱けるので、自己肯定感も高められますよ。

プライミング効果とは？概念を詳しく解説

プライミング効果とは？先に与えられた情報から後の情報に影響が出る事

心理学の分野で研究をされ解明している、プライミング効果とは、簡単に言うとイメージングの影響に関する事です。

先に情報を与えられる刺激をプライマーと呼び、この事が後の出来事に影響を及ぼし促進的効果を与えます。

事前に見たり、聞いたりした情報『プライマー』が、その後に起こることや言語『ターゲット』に対する判断に影響を与え、イメージを膨らませて、答えを導き出すのです。

無意識のうちに脳が処理を行っているのが特徴で、知らないうちに覚えていたり、連想させられていたりと、日常的に行われています。

知覚レベルや意味レベルで処理が行われていて、脳の一部が活性化する事で無意識に他の情報が引き出されるというわけです。

直接プライミング効果と間接プライミング効果があり、無意識なので本人はコントロールされている自覚がないのが面白いところ。

心理学を活用しても、相手にバレない方法と言えます。

無意識の連想なので、「なんとなくそうした」としか答えられないのですが、確かに脳はイメージングをコントロールされていて、刺激を与えられているので、まるで催眠術です。

固定概念と先入観を利用する脳科学

プライミング効果は、作り上げられてきた固定概念とパッと思いつく先入観を利用する、れっきとした脳科学です。

生れてから成長する過程の中で、様々な情報をインプットして着ています。

自分で見聞きしたモノでも、親の思い込みや刷り込みの影響もかなり受けているはずです。

親もまた、その上の世代からの思い込みや教育で作り上げてきた常識がありますので、代々日本人が受け継いできた考え方の癖というものがあります。

固定概念は、そんな根本的な考え方の癖が影響している事もあるし、親しみやすさなどから記憶に定着している先入観も考え方や思考回路を大きく左右する要素です。

「右」と言われれば、いちいち考えなくても言われた方向をサッと見る事が出来るのは、学んだことを習慣化して記憶しているからであり、無意識レベルに落とし込んでいるから。

プライミング効果を活用する時には、このように習慣化して無意識に落とし込まれている記憶を活用する脳科学とも言えます。

直接プライミング

直接プライミングというのは、先に与えられる情報であるプライマーが、後程の反応であるターゲットにそのまま影響を与えるものです。

反復プライミング効果ともいわれていて、持続的に同じ情報を与え続けることで、ターゲットの処理が早くなるということになります。

例えば、ラーメンの画像をしばらく見てもらった後に、「ラ〇〇ン」の空欄を埋めるように指示を出す。

多くの人は、映像の印象に引っ張られて「ラーメン」と答えるはずです。

実際には、ライオンやランタンなど、別のワードもあるにもかかわらず、無意識のうちに答えを導き出しています。

また、「深夜」「公園」などの言葉をしばらく見てもらうと、勝手に「怖いな」「一人でいたくない」などのイメージを連想するものです。

これらも、「深夜の公園は暗くて物騒だから女性は一人で歩かない方がいい」と場面を想像して、今までの固定概念や先入観から思考を作り上げているということになります。

間接プライミング

関節プライミング効果は、先に受けるプライマーと、その後のターゲットが異なる情報の場合に起こる現象です。

今まで経験を積み重ねてきた中で得た知識や常識から、先を連想するという働きが起こります。

例えば、「熱い」「裸」「我慢」というワードをしばらく見つめた後、「サ〇ナ」と見せると、多くの人は「サウナ」と答えるはずです。

先に受けたワードの中には、全くサウナの情報が入っていないにもかかわらず、見ている側が勝手に関連付けて、先入観から記憶の中にあるイメージを引き出したという事になります。

日常生活の中でも、危険予知のためだったり、幸福度を高めるためだったりで、自分の都合のいいように解釈する場面は多く訪れているものです。

脳科学や心理学を熟知している人は、行動経済学やマーケティングで活用していて、誘導されている側は、知らないうちに経済活動に参加しているという状態を引き起こします。

脳は、連想ゲームが大好きというわけです。

SNSでプライミング効果を使って恋愛する方法

いいねをたくさん付けてもらうことで評価が高い人と思わせる

昨今、日常でも当たり前のように使われているSNSでプライミング効果を活用しようとすると、いいねをたくさんつけてもらうという方法を使えば、恋愛をする事が出来ます。

人は、評価をされているものに注意を引かれるという特徴があるものです。

いいねがたくさん付いていると、勝手に「この人は多くの人に影響を与えているんだ」「ステキな記事を書いている人に違いない」と連想を始めます。

社会的に評価が高い人だと思ってもらう事が出来れば、第一印象から好スタートを切れるわけです。

最初からスルーされてしまう人と、「どんな記事を書いているのか読んでみよう」といくつかページ内を見て回ってもらえるのとでは、恋愛にステップアップする確率が格段に違います。

興味付けの一歩となるので、知らない人であれば新たな出会いとなるし、顔見知りであれば「もっと知りたい」と思ってもらえるきっかけとなるはずです。

どんな投稿にいいねがたくさんついているのかもポイントになるので、周囲の協力も不可欠となります。

ターゲットを絞るためのキーワードをプロフィールに盛り込む

SNSでプライミング効果を活用するには、ターゲットを絞る為のキーワードをプロフィールに盛り込む事であり、恋愛を掴むチャンスが広がります。

プロフィールは、人柄を知るための入り口として重要です。

また、様々なルールに基づき、ホストの方が投稿の優先順位を決めています。

プロフィールに盛り込まれている情報は、ターゲットに近づくための重要なポイント。

キーワードを含める事で、情報がマッチングしやすい人に届きやすくなります。

40代以上の人は、何か調べ物をしたいと思った時には、グーグルやヤフーなどの検索サイトを活用しますが、30代以下の人は、SNSでハッシュタグ検索を行うのです。

そのため、欲しい情報がプロフィールに入っていると、必然的に情報を求めている人の目に届きやすくなります。

「こんな人とマッチングしますよ」と売り込まなくても、「カフェ巡り」と入れておけば、自然と趣味が一致する人の所に投稿が出てくるようになってきて、「気が合いそう」と連想してくれるわけです。

投稿はターゲットの話題になるキーワードをちりばめる

前項と同じように、キーワードが入っている事で、求める人にプライミング効果を発動指せることが出来ます。

プロフィールも大事ですが、投稿の随所にターゲットの話題になりそうな事を散りばめておく事で、何度もあなたのページを見かけるようになるわけです。

「この人の投稿、よく見かけるな」「また好きそうな写真をアップしている」と刷り込んでいく事で、あなたの人柄を想像し、「会ったことはないけど、知っている気がする」という状態に持ち込めます。

コメントのやり取りを行えるようになれば、とても親しい間柄のように感じて、恋愛に発展しやすくなるはずです。

様々なキーワードをきっかけに、投稿を目にするようになり、「いつでもお互いのSNSを行き来している気がする」という状態を引き起こします。

ターゲットが好きな投稿ばかりが目に付くようになるので、「自分にピッタリの人だ」と想いが浮かぶのです。

可愛い子や人気のある子とたくさんコラボ投稿する

可愛い子や人気のある子とたくさんコラボ投稿をする事で、あたかもあなた自身も評価が高い人物のように感じてもらう事が出来ます。

類は友を呼ぶという考えも、誰の頭の中にも既にインプットされているものです。

「似ている人と友達になる」という先入観が、周りの人を見てあなたを判断するという思考に誘導します。

可愛い子やアイドル的な人気がある子と頻繁に一緒に写真を撮っていたり、遊びに行っている投稿を見ると、「この子たちと気が合うくらい、明るくて元気な人に違いない」「一見普通に見えるけど、同じくらい人気があるんだ」と連想するわけです。

特別に才能がなくても、美人でなくても、周囲にいる友達と同レベルとして見てくれるので、勝手に高嶺の花となります。

あなたの事を落とすことに燃えてくれるので、アプローチを受けやすくなるはずです。

恋愛は、性格や考え方など中身が大事ではありますが、恋に落ちるきっかけは、見た目というケースは少なくありません。

第一印象をコントロールすることで、スタートするきっかけのハードルをグッと下げる事が出来ます。

愛読書や憧れの芸能人を紹介して内面を想像させる

様々な投稿の中で、愛読書や憧れの芸能人を紹介する事で、内面を連想させる事も、プライミング効果の一つです。

SNSだけでは、人の性格は分からないもの。

けれども、愛読書をいくつか紹介されていると、本の種類を見てどんな人なのかイメージを膨らませます。

恋愛漫画や小説ばかりなら、「恋に恋する乙女なのかな」「美意識が高くて、女の子としての自分をよく知っている子なのかな」と想像するはずです。

一方で、ノンフィクションのバイオレンス物や極道の裏話などのエッセイなどが愛読書なら、心に闇を抱えていて、自傷行為などもあるかもしれないと想像してしまいます。

経済本や自己啓発系、文庫本などを紹介していれば、知識が抱負で感受性豊かな人なのかなと連想するところです。

どんな自分に見せたいか、本の種類から戦略を練る事が出来ます。

また、憧れの芸能人を紹介する事でも同じ反応を作り出すことが出来るものです。

恋愛に進めたいなら、憧れている対象や理想の人を紹介すれば、近い姿を想像してくれるので、マッチングしやすくなります。

デートに誘わせる時のプライミング効果で相手の恋愛感情を高める

行きたい国の話題と食べ物を連動させる「イタリアに行きたい＝イタリア料理が好き」

恋愛感情を高めてデートに誘わせるには、行きたい国の話題と料理の話を連動させることで、将来の旅行をイメージさせることです。

関節プライミング効果は、様々な場面で使われています。

多くの場合、策略的なものではなく、自発的に勝手に行っているケースが多いものです。

女性同士の会話で、スイーツの話をしていたら、ふと思い出して「そういえば、新しくできたカフェに行きたい」と甘いものから行きたい場所の連想をして、提案する場面があります。

これを恋愛バージョンで、デートに誘わせるために応用しましょう。

行きたい国がイタリアだとすれば、その土地で有名な料理を話題に出します。

「ピザの美味しいお店知っているよ」「本場のパスタが食べたいな」と話をしておいた後で、「いつか一緒に海外旅行に行きたいな」と思いついたように言えば、それまでに散々イタリアの事を連想しているので「いいね、じゃああの国にしよう」とスムーズに行き先が決定するはずです。

既に、場所が連想されている分、行動に落とすための初動が早く起こります。

持ち物やファッションで自分を思い出させる！イメージカラーの活用

今までの人生経験の中で、知り得た情報から固定概念が定着しているものですが、あなた自身の事もベースのイメージを作り上げる事で、戦略を練る事が出来ます。

白衣は医者や看護師、スーツはビジネスマン、スカーフ付きの制服はコンシェルジュ関係など、ファッションのイメージングは、かなりの割合で先入観を作り上げているはずです。

あなたが好きな色や似合うカラーを使って、イメージ戦略をしていきましょう。

その為には、ブランディングが必要です。

カラーコーディネーターやファッションコンサルなどを受けて、あなたが一番似合う服装を一つパターン化させます。

そのファッションを会う度に着ていくのです。

印象に残る色や小物を一つ決めておけば、「赤色と言えば、あの子だな」と思い出してもらえます。

カラー戦略が出来れば、色を見るたびに思い出してもらえて、無性に会いたくなるはずです。

恋愛映画に誘ってポジティブな感想を話し合うことで恋愛意識を高めさせる

好きな人と恋愛に進むためには、映画を活用するのも一つのテクニックです。

恋愛映画は、お話の中のことであり、現実的に起こっている事ではありません。

しかし、一緒に見た映画の感想をポジティブに話し合う事で、同じ恋愛観を育成する事が出来ます。

空想の中でデートをしたり、会話のやり取りを行ったりすることで、「この人とは楽しい恋愛が出来そうだ」と想像するわけです。

恋愛に興味がないタイミングであったとしても、映画に誘う事で、「恋人の存在っていいものかもしれない」「自分もこんな幸せを手に入れたいな」と夢を描くことが出来るようになります。

意識を高めれば、その時に一緒にいたあなたの事を恋愛対象として見やすくなるところです。

場面の共有は、意識の中で根強く残るため、彼の中で「一緒に過ごしたい」という想いが強くなります。

次のデートは「行きたい」と直接お願いするよりもキーワードを盛り込んだ話題で誘わせる

デートをしたいと望むなら、「行きたいな」とおねだりするより、思わず誘いたくなるような話題を構築して、カレ主導で自発的に行動を起こさせることです。

男性側に「自分から誘った」と思わせる事で、恋愛を情熱的に取り組めます。

女性側からデートに誘ったり、おねだりをして実行に移してもらったりすると、「言われたからした」「仕方がなかった」と受け身になってしまうからです。

自発的に「好きな子を誘った」と思わせるためには、会話の中にキーワードを盛り込む事。

行きたくなるような場所や食べたくなるような食事、思わずウキウキしてくるテーマパークや遊びの施設の話題を出して、脳内でデートを構築させます。

「きっと楽しいに違いない」「実際に見たくなった」と思わせれば、次に出てくるのは誘いの言葉です。

「次の休みに一緒に行こうよ」と言ってもらえるので、偶然同じことを考えていたことを装って、大喜びしましょう。

「こんなに喜んでもらえるなら、誘ってよかった」と思う所から、デートの成功は確定です。

イベントの話をしながら周囲のカップルを一緒に観察する

季節ごとのイベントの話をしながら、周りに見えるカップルを一緒に観察すると、デートに誘わせることが出来ます。

日本は、宗教によるこだわりが少ないと言える国です。

本気で信心している人はもちろんいますが、きっちりと食べ物に規制をかけている人や行動を制限している人よりも、あれこれイベントに合わせています。

正月には初詣に行き、２月はバレンタイン、３月にはホワイトデー、端午の節句に茅野輪くぐり、クリスマスなど、宗教が元になっている行事でも関係なく参加するものです。

季節ごとのイベントは、好きな人と過ごしたくなる衝動に駆られるので、話題に出すのはマスト。

話をしながら、周りにいるカップルを一緒に観察していれば、「あの人たちも一緒に過ごすのかな」「どんな風に過ごすのかな」と想像し、自分達も後れを取らない様に楽しみたい気持ちが高まります。

「一人で過ごすのも寂しいから、一緒にどう？」と誘わせることが出来るはずです。

恋人になったらしてあげられる事を話題に出して「もっと知りたい」を引き出す

プライミング効果を使ってデートを切り出してもらうには、あなたが恋人になるメリットを話題に出す事です。

特に、効果的なのは、意外性のある一面。

アウトドアが大好きな雰囲気の女性が、家庭料理を作るのが得意だったり、派手目な服装な子がハンドメイド作品が好きだったりすると、「もっと知りたいな」という気持ちを引き出せます。

彼女になったら、どんなことを彼氏にしてあげられるのかを話題に出していれば、勝手に「付き合ったらこんな感じかな」と想像を膨らませるはずです。

「自分が好きな料理も作ってくれるかな」「彼女が出来たら行きたい場所があるんだけど、一緒に行ってくれるかな」とイメージの中で、バーチャルデートを先に行ってくれるので、抵抗感なく誘ってくれるようになります。

意外性のある話題を含んでいれば「家の中ではどんな風に過ごしているのかな」「家族と何の話をしているのかな」と想像できない部分を補おうとして知りたい願望が強くなるのです。

プライミング効果で恋愛成就！付き合っていないのに彼氏と思わせる方法

匂わせは上手に使う

付き合っていない男性に「彼氏だったかな」と思わせる方法は、匂わせを活用する事です。

イメージでの問題ですから、言葉や行動で匂わせを行う事で、カップルらしさを演出します。

例えば、とても仲良しの男女が、クリスマスに二人並んで歩いていると「なんだかこうしていると、カップルみたいだね」といった会話がされている場面を経験したことがる人もいるはずです。

カップルらしい事や、恋人同士が楽しそうにやっていそうなことを先に取り入れる事で、っぽさが出てきます。

カフェで二人分のカップを自撮りして、SNSに投稿したり、カップル割引の日に映画や買い物に行ったりすることで、「付き合っている人たちと何ら変わらない事をしている二人」という認識を持つようになるわけです。

「気持ちの確認や改めてお願いをしたことはないけど、もはや付き合っているのかもしれない」と考えると、徐々に恋愛感情も伴ってきます。

気が付けば、付き合っているのかどうかハッキリさせたくなり、告白を促すことも出来るのです。

ポジティブな会話で相手の名前や特徴、話題から好きと言わずにマーキング

ポジティブな会話の中で、マーキングを行うことで「自分の事を言っているな」と連想させて恋愛に繋げる方法もあります。

友達同士での楽しい会話は、脳内のイメージも共有できているような気になるものです。

恋愛の話をしている時や、楽しい経験を共有したい人などの話題の時に、あたかも目の前の人を指しているような人物描写をすれば、相手は勝手に自分の事を当てはめて話を聞くようになります。

「私の理想のデートは、髪がツンツンしているカレと、『もっと近寄れよ』とか言われながら、ちょっとぶっきらぼうに肩を引き寄せられて、最近行った水族館にもう一回行く感じかな」と話しているとします。

数日前に、髪型がツンツンのその男性と水族館に遊びに行っているとすれば、「オレのことじゃない？」と想像して、その日の事を思い出すはずです。

全く関係ない話題の時に、何度もその人の名前を挙げるのもマーキングの一つ。

繰り返し名指しで話題が進むことで、女性の中でかなり重要な人物なような気がしてきます。

もっと二人の時間を取るべく、自然とデートに誘うようになるわけです。

好きな人の周りをうろうろすると視覚的にセットとしてインプットされやすい

視覚的にインプットするのも、イメージングのテクニックの一つ。

プライミング効果は、視覚的にも有効です。

五感から入ってくる情報は、繰り返されるうちに無意識化へ落とされていきます。

好きな人の周りをうろちょろすることで、あなたの姿を彼の無意識レベルにインプットする事が出来るというわけです。

普段から視覚に入るようにウロウロしていれば、直接話したことが無くても、初めて会話する時に「ずっと前から知っている気がする」「どこか懐かしい感じがして仕方がない」と既視感に襲われます。

それもそのはず、彼の意識していないところでずっとインプットし続けてきたわけですから。

そんな計算もとぼけて「私もです」「懐かしい感じがします」と意気投合した様子を作り上げましょう。

なぜ懐かしい気がするのか、知りたい願望が高まるので、「二人でもっと話しませんか」と誘われる一歩を踏み出してくれます。

相手の持ち物の色やブランドとリンクコーデで気が合うと思わせる

印象をコントロールする時には、偶然のシンクロニシティを幾度も繰り返すことも大切です。

相手の持ち物の色、ブランドなど好みをある程度調査していれば、合わせる事は簡単なはず。

リンクコーデを狙って、何度か繰り返すことで、「この女性は気が合うかも知れない」「また今日もカラーが被っている。同じ価値観の人かな」と想像を膨らませます。

「また今日も一緒」「似たような服を着ることが多いな」と自覚するほど、気になって仕方がなくなるところです。

気になり始めたら解明したくなるのが男の人。

他にも一致する価値観があるのか、どんなことが好きなのか、知りたい願望が強くなっていきます。

もちろん、あらゆる場面に対応できるだけの調査は必要です。

シンクロニシティの場面が積み重なるほど、デートに誘いたい気持ちが高まります。

「付き合っていたかな」と思うほど、気の合うところをアピールできれば、一緒にいることが当たり前になっていくはずです。

積極的に用事に同行して「いつも一緒にいるな」と刷り込む

積極的にカレの用事に同行し、「なぜかいつも一緒にいるな」と刷り込んでいきます。

誰でもいい役割でも、誰かが手を挙げれば、協力的な人として任されることが多い世の中。

カレの行動に様々な理由をつけて同行することで、目的が違ってもいつも一緒にいる感覚を植え付ける事が出来ます。

男性が荷物を取りに行かなければいけない時、「同じ方向なので私も動きます」と申し出たり、自分の都合を先に言って「○○をしに行きますけど、他に用事があれば一緒に行きませんか？」と偶然を装って同行するのです。

お互いに別の目的があるという大義名分があるおかげで、わざわざカレと同じ行動をしているとは思われません。

けれども実際には、誰よりも頻繁に顔を見るし、会話をする機会も多い人となります。

「いつも一緒にいるね」「最近、仲が良いよね」と思う事で、自然な状態になっていく訳です。

彼氏と言ってもおかしくないほど同じ時間を過ごしていると、そうならなければおかしいような気持ちにさえなります。

プライミング効果を恋愛テクニックに使うときの注意点

思ったように効果が出ないこともあるのは相手の無意識の問題

注意点としては、思ったように効果が出ない事もある事です。

無意識レベルの脳科学を活用するので、目に見えて結果がすぐに出る事ばかりではないと言う事。

彼の中で無意識のところまで刷り込みが出来ているか、インパクトを与えられているかというところも、やり取りの中だけでは明確には分かりません。

恋愛に応用しようと思っても、そもそも思い込みのデータがこちらとは違うというケースもありますので、必ずしも思い通りにならないのは仕方がないことです。

「冷たい」「水」「天気」と聞いて、ほとんどの人が「傘」や「雨」などを連想する中で、「プール」や「湖の観光」などを思い浮かべているとすれば、完全に想定外と言えます。

あなたが予測している事と一致していれば、想像通りの結果を得やすくなりますが、相手の無意識レベルをどうにかできるものではないので、刷り込みから始めるならかなり時間がかかってしまうわけです。

期待を持って実践した心理学が思うように効果が出なかったら、諦めてしまう人が多くいますが、とてももったいない事。

人間は、複雑な感情の生き物ですから、あの手この手でアプローチしてようやく恋愛成就という事も珍しくありません。

プライミング効果が上手くいかなかったら、他の方法を活用するのもあり。

こちらの記事では、気持ちが冷めてしまった男性の心を取り戻すための方法が紹介されています。

心理学も活用していますし、男性の心が冷めてしまう理由や対応策まで解説していますので、相手の事をじっくり知ってから、再度アプローチするための参考にしてみてくださいね。

一度冷めた気持ちは心理学を使えば戻る！元カレの愛情を取り戻す奥の手＆逆効果な心理学

直接言葉に出さずに匂わせが多くなり相手にめんどくさがられる可能性もある

プライミング効果を使おうとするばかりに、匂わせが多くなるのも問題です。

直接言葉に出すことが少なくなり、匂わせの行動から彼氏になっているつもりを誘発させたり、シチュエーションにこだわってあれこれ指示を出したりしている内に、「何でそんなことをするの？」「わざわざそれをする必要がある？」と面倒に感じてきます。

好きなように動きたいし、発言したいのに、誘導したいから知らず知らずのうちに、コントロールしようとする発言が増えてしまうのです。

理解できない束縛を受け入れられるほど寛容な人ばかりではないので、めんどくさい人だと思われてしまい、恋愛が遠のいてしまいます。

匂わせをするほど、「何のためにしているのか」が気になって、不信感へと繋がるわけです。

同意がないうちから恋愛を進められているようで、「嫌だな」と不信感が生まれてしまえば、これから挽回するのはかなり険しい道となるのは必須と言えます。

大事なことはプライミング効果を使わない！告白やプロポーズなど

大事な事に関しては、プライミング効果を使わない事も大事です。

心理学や脳科学は、確かに効果が高いものではありますが、本当に�ハートに響く事をしようと思ったら、あなたの心を正面からぶつけることが必要になります。

告白をする時や、生涯のパートナーになってもらうためのプロポーズをする時などに、プライミング効果で連想を使ったり、イメージングで想像させたりすることで、丸めこもうとするのは、言語道断。

先の関係性をよくするためにテクニックとして活用するのはアリですが、本当に大事な瞬間は、きちんと言葉を選んで伝わるように言うのが誠実さです。

いくらテクニックを使っても、ちゃんとした自分なりの言葉がなければ、思いは伝わりません。

大事な時には、テクニックも駆け引きも忘れて、まっすぐ体当たりするつもりで、告白しましょう。

言葉の上手い下手ではなく、どのくらい本気度が高いかというところ、つまり真実が相手の心に響きます。

ちゃんと伝わった時には、誠心誠意答えてくれようとするため、良いも悪いもまっすぐ向き合ってくれて、返事を伝えてくれるはずです。

急な変更や決定はプライミング効果によるもので本心ではないこともある

急な変更や決定があっても、プライミング効果によるものであれば、カレの本心ではない事もありますので、知っておきましょう。

前項でご案内したデートの誘わせ方などを実行した時に、思い通りに事が運び、二人で会えるセッティングが出来たとします。

それでも、この段階ではイメージに引っ張られて「いいね」と気持ちが高まっただけの場合も大いにあるので、すぐその場で好きになった訳ではない事を理解しておきましょう。

「デートに誘ってくれたから、両想いに違いない」と思って、時期早々に告白してしまえば、自滅してしまう可能性もあります。

最初の一歩としてデートに誘わせることが出来ただけであり、その後の努力は必要です。

プライミング効果を活用したのなら、本当に心を根付かせて育成するためのステップまで考えて、行動に落とし込みましょう。

好きな人と上手くいき始めたら、気持ちが高ぶって何もかも手に入れたような気になるのも事実。

だからこそ、焦ることなくきっちりとチャンスを掴んで、モノにするところまで意識して行いましょう。

「両想いと勘違いしている」と拒絶されるケースもある

プライミング効果を活用することで、嫌われてしまうケースもあります。

自覚症状がないレベルで誘導されていたとしても、自己意思が明確にブレないタイプであれば「何でこれを選んだのか分からないけど、本当の自分はこんなのではない」とこだわりをすぐに思い出したり、自分が決めた事ではない違和感を何となく抱いたりするもの。

「何故か分からないけど、恋人っぽい感じになっている。本当は違う事をちゃんと理解しあっていなければいけない」と改めて、友人宣言をされることもあります。

匂わせが激しくなると「両想いになっていると勘違いしていないか」と目に余る行動に腹を立ててしまう事もあるはずです。

「二度とそんな勘違いを起こさないでくれ」とくぎを刺されて、絶縁してしまう可能性もありますので、乱用するのは問題と言えます。

プライミング効果を上手に使って相手を惚れさせる

上手にプライミング効果を使って惚れさせることが出来れば、スムーズに恋愛がスタートできます。

心理学や脳科学は、研究により証明されているものなので、ほとんどのケースで上手くいくはずです。

人の感情を司る分野なので、イレギュラーな場面もありますが、好きな人には最終的には正面からぶつかる事も必要だと分かったはず。

どこまでテクニックを活用するのか決めた上で、彼の本音を随時確認しながら進めると、幸せなカップルとして誕生出来ます。

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