キスフレとはキスだけの関係！男性の心理とキスフレになりやすい人の特徴を解説

「キスフレのままでもいいのかな」「付き合っている訳ではないけど、いつもKISSをしてしまう」と気楽な関係に疑問を持ち始めているあなた。

少しだけ恋愛の空気感も楽しめつつも、本気でお付き合いしているわけではないので、めんどくさいことは一切ない関係に、今まで馴れ合いのまま来た人も「そろそろ今の状態をどうにかしようかな」「やめたいな」と考え始めると、途端に苦しく感じ始めるものです。

キスフレというワードを初めて聞いた人もいるかも知れませんが、恋人との違いやメリット・デメリット等も踏まえて今後の事を考えるためにも、キスフレについて詳しく解説していきましょう。

キスをするだけの関係になりやすい人の特徴や相手の心理なども、ご紹介していきますのであなたがこれからどうしたいのかを合わせて考えがら読み進めてみてくださいね。

キスフレが欲しい人も心理が分かれば探すことが出来ますので、ぜひ参考にしましょう。

キスフレを求める男性の心理

単純にキスが好き

キスという行為自体が好きな男性は、友達でも娯楽の一つとして考えていることもあります。

諸外国で、ハグやキスが挨拶で行うように、一つの行動でも考え方や捉え方が違うと場面や頻度が違ってくるものです。

奥ゆかしさや恥ずかしがりのスタンスが根付いている日本において、キスは恋人が行うものだと捉えている人がほとんど。

しかし、人の唇が重なり合う瞬間は、温もりや感触など「気持ちいい」と虜になっている人もいて、キス自体に魅了されている状態になります。

誰でもする訳でもないけれど、仲よくなれた異性とキスフレになれれば、自分の好きな行為をする相手が増えるわけです。

友達以上恋人未満の関係のような状態ですが、深い繋がりを求めてこないのは、付き合いたいという願望を持っているわけではなく、他の人にはお願いできない行為を受け入れてくれているから。

自分の好きなことを受け入れてくれる相手ですから、会う頻度も自然と増えていきます。

恋人とのみするものだと思っている人と、好きな事を受け入れてくれるならラッキーと考えている人では、キスの重みも違って当然です。

いちゃいちゃすることで癒されたい

キスフレを求める男性の心理には、いちゃいちゃして癒されたいというものもあります。

人は、温もりを感じると心が癒されるものです。

ハグや髪を撫でるなど、恋人がするいちゃいちゃをするだけの友達が欲しいという気持ちを抱いています。

触れ合うだけでも、幸せな気持ちになったり満たされたりするので、キスまで出来る異性はとても貴重な存在です。

温もりを感じることで、仕事で嫌な事があっても人間関係で悩んでいても、「一人じゃない」と思う事が出来ます。

付き合うまで話が進むと、男性は一気に責任を伴う事だと考えるようになるのです。

一人の女性を幸せにするために時間を使い、共に過ごす時間を増やすために拘束されるという状況に煩わしさを抱いている人であれば、恋人にまでなりたくはないと考えます。

嗜好を受け入れてくれるだけの女性は、イチャイチャするにはもってこいの相手です。

付き合わなくてもいいけどキスができる友達を手放したくなくなります。

寂しさや孤独感を埋めたい

キスフレを求めてくる男性は、カレ自身が抱えている寂しさや孤独感を埋めたいという願望を持っています。

男性は、強くあるモノという共通認識が世の中にはびこっているため、簡単には弱音を見せたり落ち込んでいる姿を見せたりするのは難しいものです。

社会の中で気を張り詰めて頑張っていると、時には泣きたくなる時もあるし孤独に負けそうになることもあります。

女性とは違い、弱音を吐いて愚痴を聞いてもらいたいわけではありません。

男性は、言葉による心の解放ではなく、ただ横に居てもらうだけでも安心します。

隣に居てくれるだけでもいいのですが、キスをすると負けそうになっている辛い心を受け入れてもらえたような気持ちになり、少し穏やかになっていくのです。

唇が振れると一人ではないと思う事が出来ますので、孤独感を解消できます。

寂しい時に、受け入れてくれる人がいるという事実を心の支えにするには十分です。

男性が抱えている言葉にならない孤独感や寂しさを温もりと受け止めてくれる相手で埋めようとしています。

ドキドキ感を味わいたい

ドキドキする感覚を味わいたいという理由でキスだけをする友達でいようとする人もいます。

友達だと思っている相手に、キスをした時の反応や背徳感などを楽しんでいるタイプです。

彼にとっても、キスは恋人とするものという概念が根本的にあります。

現段階の男性の気持ちとしては、恋愛に進みたいケースと完全に友達と割り切っている場合とあるはずです。

恋愛に進みたいという気持ちの場合には、キスだけで止めることで女性の反応を見て脈ありか見ていたり、まだ告白をしていないのにいい雰囲気になったことをきっかけに先に口づけてしまうことの罪悪感にドキドキしています。

逆に、完全に友達と割り切っている場合には、いけないことをしている感覚を楽しんでいるところです。

「友達なのに」という気持ちが引け目となり、ドキドキする要因となっています。

好きな人とするべき行為を友達としていることに、「他の友人に知られてはいけない」という秘密を共有している感覚と、付き合うわけではないのに一歩踏み込んでしまった背徳感に刺激を受けて、病みつきになっているわけです。

後々セフレにしたい

キスから始まるセフレを狙っているというケースもあります。

男女の関係性は、ひょんなことから一線を越えてしまう事も少なくないものです。

一度体の関係になると、ただの友達に戻るのは難しいので、本当に快楽だけを求め合う二人になっていいのか見極める必要があります。

男性の方が、体の関係になる時のハードルは低いとも言われているのも事実です。

一度なだれ込んでしまえば、セフレとしてキープが出来ると考えていれば、どうにか雰囲気を作ってキスフレとして関係性に慣れてもらおうと策略を練っている可能性もあります。

最初は、本当にキスだけのつもりだったり、本人も全くそのつもりがなったのに雰囲気にのまれて勢いでしてしまったというパターンだったりしても、何度か繰り返されていれば「この先もいけそうかも」と考え始めるのも無理はないところです。

セフレとして確立されれば、もうキスだけの関係に戻るのも難しいですし、ご飯やおしゃべりだけの友達に返るのは不可能に近いとも言えます。

セフレになってしまった場合、男性の気持ちを汲み取って恋人に昇格する方法も。

こちらの記事では、「本命の彼女にしたい」と思わせるノウハウがたっぷり詰まっていますので、キスフレからセフレになってしまって「もう手遅れだ」と嘆いている方は、ぜひ参考にしてください。

セフレから本命になる唯一の方法！本命になるには男の本能を利用して「彼女にしたい」と思わせること

キスフレをする男性の特徴

寂しがり屋で常に誰かと一緒に居ようとする

男性の中にも、寂しがりで一人でいられないという人もいます。

常に誰かと一緒に居ようとするような感覚の人は、繋がりをとても重視するものです。

心が離れている感覚を嫌ったり、構ってもらえているという確信を持ちたかったりします。

友達関係であっても、言葉による繋がりを信用できないので、いつも孤独感と不安感に苛まれている状態です。

そのため、キスをする事で心を赦してくれていると安心したり、放置されているわけではないと孤独感から解放されたりします。

同棲中の恋人や家族でない限り、毎日一緒に過ごすことは難しいところです。

離れている間、とても心配になっていたり寂しかったりしているので、少しでも早く心の穴を埋めようとキスを求めます。

恋人を作ることがめんどくさい

恋人を作りたくないという男性もいて、キスフレで適度な距離感を楽しんでいます。

過去の経験によるトラウマを抱えているケースやそもそも恋愛にあまり興味がわかないという男性は、「お付き合いをするのはめんどくさい」「何となくキスやハグをするだけの関係で十分楽しい」と思っているのです。

過去のお付き合いが原因で恋人を作りたくないと思うケースは、束縛が激しかったり裏切られたりと、心が酷く傷ついた経験があったはず。

適度に恋人未満くらいの距離感で男女の仲を楽しむ程度が、ちょうどいいと考えている間は、本気の恋愛ではありませんからトラウマを克服する事も難しいものです。

交際に対してネガティブな印象を持っていれば「めんどくさい」「関係性に縛られたくない」と恋人を作らないスタンスでいようとします。

肝心なところで心に壁をつくっていますから、いくら回数を重ねても進展する事は難しいところです。

恋人として縛られると他の女性と二人きりで会ったり、別のキスフレがいたりするのもタブーとなってしまいます。

自由でいたいと思っている男性にとっては、都合のいい距離感といえるのです。

本命は他にいる

本命があなたの他にいる場合にも、キスフレだけで留めます。

心から好きな人がいても、その人と付き合う事が難しかったり、まだ全然脈なしでどう進めていいか考えていたりすると、他の女性の気持ちはどうでもいいという感覚になっているはずです。

目の前にいい雰囲気になった人がいるからキスをした、というだけのことかも知れませんし、心の中で本命の女性の代わりにしている可能性もあります。

いづれにしても、あなた自身のことを見ているわけではありませんので、キスをしたこと自体もあまり記憶に残っていないという悲しい現実が待っていることも十分ありえるのです。

口づけをする本人のことを本当に好きなのであれば、気軽に行動に移すことは難しいはず。

告白をする前にキスをしてしまうということも、実際には起こり得ることですが、何度も繰り返すのは失礼です。

一度キスをした後に、本当に好きな相手であればきちんと告白をして気持ちを伝えたり、今後どういった関係になりたいか話し合ったりする場を設けます。

押しに弱く断れない

男性自身が、押しに弱くて断ることが難しい性格の場合、女性の行動をただ受け入れてしまっているという事もあります。

男性は、誰しもが自分の意志で男女の関係を進めていると思っていたら大間違いです。

流される人もいますし、優しすぎて「傷つけたくない」と思う気持ちから女性のしたいようにさせてあげるという人もいます。

特に後者の場合、女性がお付き合いをしていると思っている時には、そのまま交際も受け入れてしまうこともありますので、本心をしっかり聞きだしたり本音を見極めたりすることも必要です。

断れないタイプの男性は、自分の意見を口にするのも苦手。

そのため、キスをするのはいつも女性側からや待っているような雰囲気を出しているケースが多いはずです。

「嫌なの？」「減るものでもないんだし、いいでしょ」と言われても、断ることが出来ませんから、頷くばかりなので、女性側も「嫌だったら拒絶するはず」と思い込んで思い違いが発生します。

セックスがめんどくさい

セックスをするのがめんどくさいという考えの人もいます。

男性の方が、性欲を表に出しやすい印象がありますが、体の関係を面倒だと考える人もいますし、そもそもセックス自体好きではない人もいるものです。

セックスをしてしまうと、付き合う事を強要されたり独占欲を出されて急に束縛され始めたりすることもあるため、煩わしくなります。

また、男性が女性を満足させるために頑張るというスタンスを持っている人が多いため、「喜ばせなければいけない」というプレッシャーを面倒だと考える人も。

お互いが求め合うのであればいいですが、男性ばかりが頑張らなければいけないのは、納得できないという考え方を持っています。

セックスは体力を使うものですから、本気で好きでもない人を相手にサービス精神をもって尽くすというのが不利益だと感じているのです。

また、体の機能的な面からもプレッシャーを感じるとセックスが難しくなるケースもありますから、「最後まで出来なかったら申し訳ない」と気を遣うこと自体が面倒になります。

キスフレのメリット

癒しや幸福感を味わえる

キスフレになる事のメリットは、癒しや幸福感を味わう事が出来るという点です。

男性の心理目的にもあったように、癒しを求めて口づける人もいます。

恋愛感情とは別で、体のふれあいをすることだけでも、心は穏やかになっていくものです。

お互いに理解した上で先を求めなければ、一緒にいる間は抱きしめたり髪を撫でてもらったり、時には口づけして日常の嫌な事から逃避する事が出来ます。

触れ合うことで得られる幸福感は、実際に脳内物質も影響しているところです。

エンドルフィンやセロトニンが分泌されるため、相手の事を好きでなくても幸福感を抱くことが出来ます。

幸福ホルモンをたくさん浴びていると、自己肯定感も高められ集中力もアップするので、収入もアップするともいわれているので、生活面でもいい影響が出てくるはずです。

恋人であれば、愛情の深さを求めるばかりですが、キスフレであればお互いに好きなキスを一緒に探すことも可能。

手を頬に添えたり頭の後ろを支えたりなど、ドラマで見たグッとくるシーンを再現してもらう事も出来ます。

友達以上恋人未満の関係が楽しめる

キスフレは、もちろん友達以上でありますし、恋人未満という一番ドキドキしたり気分が高まったりする状態を楽しむことが出来ます。

「手を繋いでもいいかな」「今日は、キス出来るかな」と完全に相手の心を手に入れたわけではない状態の時には、小さな行動も全て手探り状態です。

恋愛は、最初が一番盛り上がると言われますが、キスフレはまさに恋人関係に至る前の一番楽しい期間を過ごせます。

一緒にいるだけでワクワクしたり、共に楽しい事を探したりと、相手と一緒にいる時間を大切に思う事が出来るところです。

束縛する事もなければ自分の予定を報告する義務もありませんので、お互いにフリーの感覚を持っていながらも、一緒に過ごしている時だけは恋人の様に過ごせますので、何もかもが自由に感じます。

相手の感情に囚われなくてもいいですし、恋愛がタブーな相手でもギリギリ浮気にカウントされないのではないかと考える人も多くいるものです。

20代・30代に多い恋人未満の関係性で、相手に恋愛感情が湧かないけれど仲良しな相手となりやすいと言えます。

キスだけなので罪悪感が少ない

キスだけなので、罪悪感を抱きにくいというメリットもあります。

先ほどもご紹介させていただきました、恋愛がタブーな相手を始め、友達同士でも一線を越えてはいけないという考えのギリギリラインがキスだと言えるのです。

セックスまでしてしまうと、元の関係に戻る事は難しくなります。

相手を欲してしまったり、もっと知りたくなったり、嫉妬や束縛などめんどくさい感情が抑えきれなくなってしまうところです。

キスだけで留めておけば、ギリギリ感情のコントロールが効く範囲。

たとえ何度繰り返していても「一時的な衝動でしてしまった」という自分自身への言い訳が通用するのがキスという行為と言えます。

衝動的にしてしまっても「さっきのは忘れて」と言ってしまえるほどの気軽さを持っているので、お酒を飲んだらキス魔になるという人もなしくずしに受け入れられている要因です。

外国の挨拶でされるのは頬にするものですが、出会いがしらでキスの習慣がない日本人にとってはひとくくりにされています。

「外国だったら挨拶でしょ」と言ってしまえば許されると考えている人もいるはずです。

好きな時に気軽に会える

キスフレのメリットは、好きな時に気軽に会えてしまうというものがあります。

あくまで関係性は友達ですから、自分の都合のいい時に「会える？」と声をかけることが可能な相手です。

断られても構わないという考えを持っているため、誘う方も特に相手の都合を深く気にすることなく声を掛けます。

友達であれば、他の女性といても深刻に悩むほど気にする事もありませんし、断られたからと言って「嫌われたかもしれない」と落ち込むこともありません。

ただの友人よりは少し深い関係なので、夜中に呼び出すこともアリなのが特殊なところです。

「寂しい」「温もりが欲しい」といったワガママのために「会える？」と聞いてもアリな関係。

悩みを相談したり、辛い心を癒してほしいと思ったりしている時に、一緒に居て気持ちが楽になる相手です。

また、セックスを目的としていないので短時間だけ会うこともできます。

性病や妊娠のリスクを避けられる

セックスをしないため、性病や妊娠のリスクを避けることが出来ます。

恋人ごっこの雰囲気を楽しみながらも、身体的なリスクを回避する事が出来るのは、女性にとっても男性にとっても嬉しいところです。

女性は、妊娠というリスクを避けられるので、万が一という事態も考える必要がありません。

セックスをする関係性になると、いくら気を付けていても性病がうつることもありますし、避妊をしていても妊娠のリスクはゼロにはならないので、パートナーでない限りは安心するのは難しいものです。

服を脱ぐこともないので、ダサイ下着を付けていても、ムダ毛処理を怠っていても、相手には関係のない話。

相手にパートナーがいても、身体的な面で迷惑をかける心配がないので、責任を負わなくて済みます。

妊娠の面で言えば、どうしてもリスクが大きいのは女性の方です。

精神面でも身体面でも負担がかかりますので、お付き合いしていない相手との望まない妊娠は絶対に避けたい所だと言えます。

性病に関しては、命の危険を伴う重大な病気もありますので、かからないのが一番です。

キスフレのデメリット

本気で好きになった後が辛い

デメリットとしてあげられるのは、気持ちの面で整理できなくなった時の対処です。

キスを繰り返していると、どうしても心が引かれてしまう事もあります。

「この人とはそういう関係ではない」と頭では理解していても、回数を重ねるにつれて慣れてくる感覚、次を求めてしまう期待感、会えない時の寂しさなどが重なっていき、どんどん好きになっていくのも仕方のない事です。

本気で好きになっても、相手の気持ちが一致していなければキスだけするのに片思いというとても辛い状況に陥ってしまいます。

気持ちを伝えると確実に相手は離れて行ってしまうので、両想いになったと確信が持てるまでは伝える事も出来ません。

好きな人と愛情のないキスをすることほど辛い行為はないと言えます。

同時に、好きになったら不安も出てくるはずです。

「私の他にも、キスをするような相手がいるのかな」「彼女が出来たらもう終わりなんだろうな」と不安が大きくなっても、相談できずに一人で苦しみを抱え続けることになります。

体の関係に発展しやすい

デメリットとしてどうしても避けて通れないのは、体の関係に発展しやすいという点です。

セフレにならないためにキスで留めておいたのに、いつのまにか一線を越えてしまう最後のリミッターが効かないケースもあります。

繰り返すうちにお互いに好きになってお付き合いに発展すればいいですが、馴れ合いの状態で「どこまでOKかな」という遊び心がきっかけで、どんどん手が伸びてしまう事も。

セフレになってしまえば、もうキスだけの関係に戻る事もありません。

好きな人とするはずのセックスを友達とすることに抵抗が無くなってしまいます。

一度体の関係になってしまうと、都合よく呼び出しあったり現実逃避をしたりと、心のこもっていないセックスで自分を大切にすることも出来なくなってくるものです。

セフレを持っている女性は、どことなく雰囲気に表れます。

他の男性も女性としての価値を軽く見てくるようになりがちですので、体目当ての異性が近づいてくる可能性も高まるはずです。

キスだけで留めておこうと心に誓っていたとしても、気持ちは時間の経過と慣れによって変わってしまう事を知っておきましょう。

本命の恋人が作りにくい

本命の恋人を作りにくくなってしまうというデメリットがあります。

恋愛そのものが何かわからなくなってくるのです。

好きになった人と触れ合う喜びや心を通じ合わせた上で求め合う幸せの感覚がマヒしてしまい、「どうやって好きになるの」「恋愛ってどう始まるの」と思い始めます。

友達とキスを繰り返していることで、異性との距離感が分からなくなり、好きになった人を極端に遠ざけてしまったり、軽々しくキスを求めてしまったりと、ステップアップに失敗する可能性が出てくるのが問題です。

キスや触れ合うことに対してのハードルが下がっている分、気になる人とどうなりたいという先のビジョンが見えなくなり、「付き合いたい」という願望がなかなか芽生えません。

お付き合いが出来ても、キスやセックスをするだけの関係と考えてしまい、今の友達より少しだけ深まるだけのような気がしてしまいます。

本当は、心から信頼し合えるようになったり愛情を持つことで毎日の彩りが華やかになったりするといういい面がたくさんあるのですが、下手に恋愛ごっこをしているおかげで心の繋がりの面の想像が出来なくなるのです。

周りにバレて噂が広がるかもしれない

周りにバレてしまう事で、噂が広がってしまうかも知れないというデメリットがあります。

キスだけをする関係だと本人達は割り切っていても、周りは好き勝手言うものです。

「付き合っているんでしょ」と二人を恋人と決めつける人もいれば、「ただキスするだけって、意味が分からない」「中途半端な関係で不愉快」と否定的な意見を持つ人もいます。

一般的には、触れ合う相手は恋人や配偶者と思われていますので、友達なのに距離が近すぎるのは、もはや友達ではないと判断されるところです。

噂が広まってしまえば、軽い女と言われることもありますし、何を考えているのか分からない変な人と人格まで否定されかねません。

認識している状態と、周りに知られてしまった時の状況はほぼ間違いなくずれていると考えてよいです。

あなた自身がそれで困るのであれば、最初からしなければいい話ですので、先を見据える想像力を働かせてみましょう。

キスに対するドキドキ感がなくなる

キスをするという行為自体に、ドキドキしなくなってしまうというデメリットはとても辛いものです。

人間は、同じ行為に対して慣れというものが表れます。

恋愛初心者でファーストキスを経験した人でも、2度3度繰り返すと慣れてくるものです。

ましてや恋人でもなく、友達という段階でキスだけをする関係になっていれば、一回の価値が下がってしまうのも無理はありません。

本当に好きな人と口づけをする時に、貴重な初回であってもいつものように流して終わりになっては非常にもったいないと言えます。

愛情の深さは、二人で過ごした歴史や経験が大きく影響するものです。

初めてのキスにドキドキしなければ、恋人に対してキスで刺激を感じる事は今後もなくなります。

「カレだけは違う」と思っていても、やはり経験少ない人ほどの緊張感はなくなってしまいますので、大事なキスがおまけのようになるわけです。

相手の男性は、慣れた様子のあなたを見てガッカリするという事も考えられます。

キスフレの関係を辞めたい時の対処法

好きな気持ちを素直に伝える

辞めようと思った時には、好きになってしまった気持ちを素直に伝えることです。

先ほどもご紹介しましたように、何度も繰り返しているうちに気持ちが魅了されていく事も不思議ではありません。

実際に触れ合っているわけですから、全部自分のものにしたくなってしまうのも仕方のない事です。

今のままの関係を続けていけば辛いばかり。

気持ちを伝えてしまえば、もう今の状態には戻れないと考えると、どうしても怖くて言えないままになってしまいます。

けれども、苦しみを抱え続けて口づける度に自分の心を傷つけるよりも、想いを伝えて相手の気持ちもしっかり確認する方が大事です。

好きになったことを正直に伝え、気持ちがないのであればきっぱり辞めたいと言いましょう。

好意を抱いていると伝えられると、男性は嬉しいはずです。

出来れば、好きでなくてもそのままの関係性をキープしたくて、あれこれ理由をつけたり、気を持たせるようなことを言ったりするかもしれません。

ハッキリと付き合おうと言ってもらえる以外は、キープされていると考えてもいいくらいの状況ですので、告白前にしっかりと決意を固めることが大事です。

距離をとり様子をみる

距離を取って様子を見ていると今の状況から脱する事も可能です。

友達だからいつでも何度でも気軽に会おうと誘う事が出来ます。

ところが、実際に合えば中途半端な関係性でモヤモヤしてしまうのが現実です。

それならば、最初から会わないようにしばらく距離を取りましょう。

「どうして会えないの？」「避けているの？」と質問を投げかけてくるはずですので、本当のことを言ってもいいですし、忙しいと突き通しても大丈夫です。

会わない日々を過ごしていれば、相手も今までの関係性が良くなかったのだという考えにたどり着きます。

付き合っていたわけではないからこそ、後追いは出来ないはずです。

あなたが離れた事で、相手が寂しくなって「やっぱり失うなんて無理」と思ったのであれば、ちゃんと恋人になる事を考えてくれます。

今までの様に、条件なしで恋人未満のような状態は出来なくなるので、何かしらの答えを出さなければいけなくなるのです。

他の男性を探す

他の男性を探すことで、カレとの状況を変化させることが出来ます。

付き合っていないのになぜか少々束縛される、いちゃいちゃしたがるのに付き合いたくはないと言われる、など納得のできないことばかりで不満が溜まっているのなら、恋愛もキスフレも他の人を探すのはアリです。

そもそも、執着されるような間柄でもありませんし、指示や命令をされる筋合いもありません。

キスだけで満足できるのであれば、不満を持たなくていい他の男性とまた今のような関係になってもいいし、きっぱり恋愛を始めるために関わる事を止めてもいいのです。

関わりを辞めると、そこからまた出会いがスタートしていきます。

すぐに恋愛に発展するケースもありますし、運命の人との出会いが待ち構えているという事もあるので、楽しみに人探しを行いましょう。

一つ手放せば新しい出来事が舞い込んでくるものです。

今の男性との関わりを止めて、次の人に目を向けた瞬間に異性との交遊関係が拡大したり、男性の捉え方が変わったりと、精神的にも成長できます。

関係を終わらせたいことを伝える

関係を終わらせたい事を正直に打ち明けて理解してもらいましょう。

そもそもキスだけの関係を始める時に、同意をとったりルールを決めたりすることはほぼありません。

「これからキスだけだよ」「体の関係はなしにしよう」と約束をしていても、気持ちも関わり方も変化していくものです。

あなたがもう、今の関係を辞めたいと思ったのであれば、最初の約束は無効にしてもらうべき。

相手に遠慮して、「癒されたい時はどうするのだろう」「私がいなくなったら、辛い時を乗り越えられるかな」と心配するばかりでは、精神的な伸びしろを奪う事になります。

心境の変化があった事、都合よく扱われている事に不満を持った、イケナイ関係性だと思い始めた、など正直な理由を伝えましょう。

曖昧に「やっぱり止めておこうよ」と言えば、世間体を気にしているだけに思えて、「今さら何を気にしているのだろう」と不満を抱かせることになります。

どうしてやめたいのか、相手の男性にはどうなって欲しいのかを言葉にして、きっちり耳に残すような言い方をするのがベストです。

「これ以上やったら本気で好きになっちゃうよ」とクギをさす

「これ以上やったら本気で好きになっちゃうよ」と相手の行動を制御してクギをさしていれば本当の望みが見えてきます。

実は、もう少し好きになりかけているという状況であれば、あなたがどの程度まで許してくれるのかメリットを探すのです。

異性から好かれて嫌な人はいませんから、そのまま恋人になる可能性も当然あります。

クギをさせしておけば「やばい、早くやめておこう」「好きになられたら重たい」など、対応を考えるはずです。

「これ以上やったら」というワードは、今はまだ引き返せるという意味を含んでいます。

そのため、気のない男性にとっては逃げ道を作ってあげられている事になるのです。

責任を負いたくない、恋愛をしたくないという都合がある男性は、逃げ道からサッサと逃げてしまいます。

今の関係性を手放しがたくても、リミットを切られた時点で本気になって考えるものです。

後悔しないためにもキスフレを始める前にデメリットを把握しておこう！

キスフレをしている人は、後悔しないための事前準備が必要です。

メリットもありますがデメリットも目立ちます。

あなたの気持ちを大切にして、今後の恋愛をしっかりと受け止めたいと思っているのであれば、どんな場面で何が起こるのか知っておくだけで、考える基準が出来るはずです。

キスだけの関係でも、本気の恋になる事もありますが、噂が広がったり一方的に執着したりするのであれば、最初から踏み出さない事をお勧めします。

男性の心理を汲み取って、必要なサポートがあれば尽くしてあげるのも一つです。

本来、キスをしなければ繋ぎ止められない関係性は、友達でも恋人でもない都合のいい人と呼ばれます。

あなたのこれからの恋愛の妨げにならないよう、調節していきましょう。

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